「絶対音感」とは、聞こえた音の音名を正しく言えたり、与えられた一定の音を歌う事が出来る能力です。ピアノでド(ハ長調の主音)を弾いたらその音が「ド」であることが分かります。

絶対音感が訓練しなくても備わっていて自然に音を聞き分けることが出来る人もいるでしょう。 逆に自分には絶対音感がもともと無いからと諦めてしまう人がいますが、ある程度は訓練次第で絶対音感を取得することは可能です。

旋律をドレミ音名で歌う読譜歌唱を繰り返すことによって聞いた音が何の音か判別できるようになります。

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歌唱訓練を積み重ねるにつれ音を聞き分ける正確さが増していきます。

絶対音感が鍛えられるとどんな良いことがあるでしょう?

音楽学校などの試験には視唱・聴音など直接的に絶対音感が関わる教科があります。

音楽を演奏する時も絶対音感が鍛えてあれば演奏技術の向上に大きなプラスになります。
聞いた音が判別出来れば、その音を楽譜に書き写すことも出来ます。

絶対音感は子どものうちに、一般的には7歳くらいまでに鍛えなければ身につかないと思われがちですが、音遊び的に楽しんで大人の方にもチャレンジして頂きたいものです。

スマホ用の絶対音感育成ソフトなどもでているので、ぜひチャレンジしてみては?

絶対音感をテストしてみよう

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